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LEDライト改造

100均ミニライト 麦球をLED化

100均で購入した麦球(豆球)式のミニライトをLED化した記録。2011年2月に一作目、その後数個製作。
内蔵の麦球形の豆球をFlux LED 0.5W(if=150mA)+昇圧回路へ交換。首が上下と左右に回って可愛い! 明るさもあり満足。只、構造上接点が多いので耐久性には少々問題が有りそう・・

外観

黄、緑の他に赤、灰、青の色違いも販売されていた。

左:元の麦球での点灯 右:改造後のFlux LED

左:元の麦球での点灯
右:改造後のFlux LED

左:元の麦球 右:LED+昇圧回路

左:元の麦球
右:LED+昇圧回路

今回はDC-DCコンバータIC(HT7733A)を使った昇圧回路を麦球が挿入されていたプラスチック製のソケット(以下ソケットと呼称)に組み込む。

ソケットの麦球挿入側を2mm程度カット、反対側を1.5mm程度カット、サイドの出っ張り部の一部をカット。ソケットに0.8mm~1mmの配線穴を4箇所開ける。3箇所は斜め穴にしないと配線が困難に。本記事末に記載の製作時のメモに略図あり。インダクターとダイオードおよび配線用のスズめっき線を挿入。本体との接点部分は麦球の状態と同様に外へ曲げておく。

インダクター、ダイオードとスズメッキ線を挿入

インダクター、ダイオード挿入 インダクター、ダイオード挿入 インダクター、ダイオード挿入 インダクター、ダイオード挿入

コンデンサー、抵抗、ICおよびLEDをハンダ付け。写真は動作確認後に要所を接着剤(2液式エポキシ系接着剤)で固定した状態。

LED部回路の組み付け完了

Flux LED周りの4角に囲んだ配線は、 LEDの放熱を助けるためにLEDへの配線を延長したもの。ICに巻いてあるアルミ板も放熱用。

LED部回路の組み付け完了
LED部回路の組み付け完了 LED部回路の組み付け完了

ソケットを挿入する本体側の受け筒部の高さを1~2mmカット。 更にその部分の溝を1.5mm程度深く削り反対側にVカット溝を。本記事末に記載の製作時のメモに略図あり。

本体ヘッド部加工

左:元の形状
右:加工後

ヘッド部本体へ組み込み

本体へソケットを挿入
収まりが悪ければ本体のカットと部品配置を調整する

リフレクターの裏側を1mm程度カット。このあたりのカット寸法は製品のばらつきが影響するので実際に組み立てて調整。

ヘッド部本体へ組み込み

左:元の形状
右:カット後

ヘッド部本体へ組み込み

電池挿入部に電池の+ーの方向表示

下記は製作時のメモ書きです

麦球ミニライト改造回路

麦球ミニライト改造回路