100均ミニライト ボタン電池を単3電池へ
100均購入したLEDミニライトの内蔵ボタン電池(LR44×3個)を単3乾電池1本で点灯する様に改造。このミニライト、LEDが3個付いていて、それなりに明るい。
購入時点で白い電池ケース(上写真の左側)にボタン電池(LR44)が3個内蔵されている。この電池ケースが単3乾電池サイズと同寸のため形状的には問題なく単3電池と置き換わるが、単3乾電池1本の1.5Vで点灯するように改造します。今回の改造は、LEDが3個取り付けられている基盤上に昇圧回路を追加する。まず、キャップの先端部分を分解してLED基盤を取り出し電池側の小さなスプリングを除去。LEDはそのまま。
基板のパターンで3個のLED端子が並列に接続されている。今回の改造回路では大きな電流を取り出せないので直列接続へ変更する為にパターンを切断します。
スズメッキ線をハンダ付けし、LEDを直列接続へ変更。
基盤上に配線用の貫通穴を7カ所開ける。
100μHのインダクターの外周にウレタン銅線を20回巻く。使用した太陽誘電製の場合は下の写真の方向で巻けば動作しました。
7mm角(丸でもOK)の真鍮板に0.8mm~1mm程度の穴を開けた部品と内径1mm程度のリングを2個用意します。真鍮板は不要になった100Vテーブルタップの差し込み部分を使い、リングはスズメッキ線を丸めました。
基盤の電池側の中央に引き出されているインダクターのリード線へ上記のリング2個と真鍮板を差し込みハンダ付け。真鍮板の下へ差し込んだリングは真鍮板が基板上の他の回路と接触しない為のスペーサーです。
真鍮板から上のリード線を切断、基盤中央部を樹脂で固める。樹脂は2液式のエポキシ系の接着剤を使用。
LEDのリフレクターの裏側中央部分を2mm程削り取る。基盤中央に取り付けたダイオードとの干渉防止。
LED基盤へリフレクターをはめ込む。